地域情報【青森県】

青森県に移住するメリットやデメリットを紹介!県内各自治体の情報サイトのまとめあり

青森県に移住する不安要素は仕事だけじゃない

「青森県に移住して大丈夫か心配…。」
「青森県に仕事はある?」

青森県に限らず、移住を考えている人は、多くの不安を感じてしまうものです。

たとえば、以下の5つ。

仕事以外にも、住居や娯楽施設など、探せばまだまだ細かい不安要素は出てきます。

  • 仕事
  • 住居
  • 人間関係
  • 娯楽施設
  • 交通機関

そこで、今回は青森県、東京都、宮城県に住んだ私の実体験をもとに、青森県に移住するメリットやデメリットも踏まえながら、失敗しない地方移住のコツをご紹介します。



かっちゃん
かっちゃん
ちょっとその前に!青森県の人口の推移を確認しておきましょう。
年度 青森県の推計人口 人口増減率
平成元年 1,500,758人 -0,50
平成9年度 1,479,950人 -0.14
平成19年度 1,408,589人 -1,04
平成29年度 1,278,581人 -1,17

上記の人口の推計調査を見てもわかる通り、年々青森県の人口は減少を続けており、青森県全体で120万人強の人口です。

また特に20代や30代が、青森県外へ転出する割合の中の半数以上を占めており、青森県の人口減少は止まりません。

青森県に限られた話しではありませんし、好奇心旺盛な20代や30代の人がたくさんの刺激がある都市圏に転出することは、ごく当たり前のこととも言えます。

ただ、このような実情を理解したうえで、ぜひ青森県への移住を検討してくださいね。

後半には、青森県の各自治体による移住促進情報をまとめたリンク先を設置しましたので、ぜひ参考にしてください。

仕事は自分で作るか見つける

青森県に移住する際に、まず考えておくべきことは仕事の問題です。

青森県に限らず田舎では人口が少ないため需要が少なく、会社の数はもちろん仕事が圧倒的に少ないです。

新しい仕事を作り出すといっても、そもそもの需要が少ないため正直厳しいでしょう。

しかし、青森県に移住して暮らしていく上では、何らかの仕事をしないと生活できません。

これから青森県に移住して、仕事をするうえでのコツを4つご紹介しますので、参考にしてください。



役所からの斡旋を期待するかハローワークで探す

最近は県外からの移住者に対し、青森県内でも様々な対策を打ち出しています。

青森県に移住を考えている方は、各自治体の移住相談窓口を通すことが多いと思いますので、そこで就職先や仕事について相談してみましょう。

きっと親切、丁寧に対応してくれるはずです。

またハローワークのインターネットシステムは一部の求人情報を除き、青森県内の求人情報も掲載されています。

移住前でも確認することができますので、ぜひチェックすることをおすすめします。

事業継承

青森県は、一次産業(農業・林業・漁業・畜産業)が盛んですが、事業者の高齢化が進み後継者不足の問題を抱えているといったことも。

そのため一次産業の分野に興味がある方は、チャレンジしてみてもいいですね。

その他に個人商店から中小企業でも、後継者がいないと悩んでいる方も少なくありません。

青森県に移住してすぐ、ということは大変だと思いますので、ある程度住み慣れてからがおすすめです。

フリーランス、個人事業主

フリーランスとして自分の力で稼いでいくスキルがある人は、地方移住に1番ベストな働き方です。

WEBデザインやプログラミングができる人であれば、地方にいながらでも全国どこからでも仕事を受注できますからね。

実際に私が生計をたてている、ランサーズクラウドワークスといったクラウドソーシングを使ってライターの仕事をすることもおすすめです。

こじんまりとしたカフェのような店舗を出すパターンは非常に厳しいですが、立地や人柄、戦略によっては、なんとか食べていけます。

転職サイトに登録または転勤

転職サイトに登録して、青森県にある会社に転職することも1つの方法です。

ただ転職先を選ぶときのポイントがあります。

本社が東京や大阪にあり、地方(青森県)に支店や営業所があること。

普通に会社勤めをしながら移住をするのであれば、このような会社を選んで働くことを個人的には1番のおすすめです。

地方の企業は総じて待遇面があまりよくありません。

たとえば本社が東京にある会社であれば、給与水準も高いまま青森で働くことができます。

朝の満員電車はありませんし、自然が多い青森で働けますので、ストレスも軽減されるのではないでしょうか。

私も東京で数年働いて、青森に戻ってきて仕事をしたときは、時間が止まっているような感覚を覚えたほどスローな生活を送ることができます。



住居を見つける

青森県は都市部と比較して、マンションがまだまだ少ないです。

青森県に移住したら、まずはアパートか貸家に済むことになるでしょう。

移住者のために、住居の斡旋や補助金などを用意している自治体もあるので確認しておきましょう。

地方移住のメリット

青森県や地方に移住するメリットを紹介します。

  • 人が少ない
  • 満員電車に乗らなくていい
  • 自然が豊か
  • 家賃が安い
  • 夜が静かで、のんびり暮らせる

青森県では、通勤時や帰宅時の満員電車とは無縁です。

ただし、青森県でも冬は雪で道路が狭くなり、普通は30分で着くところが、1時間かかることはザラです。

冬の朝の出勤には木をつけましょう。

地方移住のデメリット

青森県や地方に移住するデメリットを紹介します。

  • 田舎になじめない人が多い
  • 出費が意外に多い
  • 車がないと生きていけない

青森県では、1人1台の車がないと生きていくことは大変です。

さらに、スタッドレスタイヤや暖房費など、冬は出費がかさみます。

また、食料品もあまり安くはないです。



青森県の各自治体による移住促進情報サイト

人口減少に対する、移住促進策として青森県や県内の各自治体でも様々な対策が行われています。

青森県の各自治体による、移住に関する情報サイトへのリンクを設置しました。

一部ではありますが、確認してみてください。

青森市

青森市は人口約28万人の、青森県の県庁所在地です。

雪が多い地域ですが、除雪の上手さは断トツです!

私も過去に約10年、青森市に住んでおり、確かに冬は家の前の雪かきに追われる毎日でした。

でもそれ以上に青森市は住みやすい地域でしたので、タイミングを見計らって近いうちに移住しようかなとも考えています。実は(笑)

青森市も移住・定住についての様々な対策が行われています。

弘前市

弘前市は人口約17万人です。
弘前城の桜が有名ですね!あと、リンゴも。

弘前市は城下町ということで、街中の道路の作りが複雑です。
私も時々、弘前に行きますが未だに道路が覚えられません。

あと個人的意見かもしれませんが、弘前市民は熱い人が多いような気がします!

弘前市でも移住促進策として、以下のサイトを作り情報発信していますので、参考にしてください。



八戸市付近(八戸圏域連携中枢都市圏)

八戸市は人口約23万人で、青森県の太平洋側に位置しています。

冬は青森県の中でも圧倒的に雪が少ない地域です。

例えば、2月。
青森市では、歩道に数メートルの雪が積もり一面真っ白ですが、八戸市は道路に雪が無い乾燥路面のため、同じ青森県内とは思えないほどです。

それでも雪が全く降らないわけではないので、早朝や深夜のアイスバーンには気を付けなけれえばいけません。

八戸市は海沿いの街ということで、海の幸が新鮮で美味しいです!

私は八食センターによく行きますが、いつもワクワクさせてくれます。
ウニや帆立、イクラはもちろん、お土産などもたくさん取り揃えています。

あと、八戸と言えば館鼻岸壁の朝市。

早起きが苦手なのでまだ行ったことがありませんが、2018年中に行く計画をたてています!

以下のサイトは八戸市を中心とした、八戸圏域連携中枢都市圏の移住に関する情報が掲載されています。

 

※八戸圏域連携中枢都市圏とは、以下の地域のことを指しています。

八戸市・三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村・おいらせ町

十和田市や三沢市などの上十三地域

青森県の上十三地域と十和田湖広域定住自立圏では、移住案内として以下のような特設サイトが作られています。

十和田市は人口約6万人、三沢市は人口約4万人で青森県南地方に位置しています。

十和田市は人口が少なく自然が多い街ですので、のんびり移住して暮らしたいという人にはいいかもしれませんね。

三沢市は米軍基地がありますので、日本とアメリカの文化が融合したおしゃれな街です。

また飛行機の便は少ないですが三沢空港がありますので、東京や大阪、札幌などへの交通の便は安心できます。

 

ちなみに上十三地域と十和田湖広域定住自立圏とは、以下の地域のことを指しています。

上北郡…野辺地町、七戸町、六戸町、東北町、横浜町、おいらせ町、六ケ所村
十和田市
三沢市
秋田県鹿角郡小坂町

青森県主催の移住・交流ポータルサイト

以下は青森県が主催となって、青森県全体の移住に関する情報や相談、紹介を行っていますので確認してみてください。